国会で歴代総理4人が寝てると炎上!高市首相の論戦中、麻生・菅・岸田・石破氏に何が?

国会での重要な議論の最中、テレビカメラが捉えたある光景がネット上で大きな話題となっています。2025年11月5日から6日にかけて、高市早苗首相の所信表明演説に対する代表質問が行われました。

その論戦の最中、衆議院本会議場の最後列に座る麻生太郎氏、菅義偉氏、岸田文雄氏、石破茂氏という歴代総理経験者4人の姿が「居眠りしているのではないか」とテレビで報じられたのです。この「疑惑のポーズ」に対し、ネットでは「全員寝てる」「絵面が面白すぎる」といった驚きや批判の声が相次ぎ、炎上状態となっています。

この記事では、いったい何があったのか、報じられた4人の具体的な様子はどのようなものだったのか、そしてこの一件に対するネット上の様々な反応や、国会のあり方に関する意見について詳しくまとめていきます。

国会で歴代総理4人が寝ていたと炎上した経緯

今回の騒動は、テレビのニュース番組がきっかけでした。

いつ、どこの国会での出来事?

この光景が報じられたのは、2025年11月5日のフジテレビ「Live News イット!」や、翌6日の日本テレビ「ZIP!」などのニュース番組です。

舞台となったのは、衆議院の本会議場。高市早苗首相が登壇し、所信表明演説に対する各党の代表質問に答えるという、まさに国会の論戦の真っ最中でした。

映像で抜かれた「疑惑のポーズ」とは?

問題となったのは、本会議場の最後列に座っていた4人の歴代総理経験者の姿です。テレビカメラは、以下のような4人の様子を捉えていました。

  • 麻生太郎氏:上半身は起こしているものの、険しそうな表情で目をつぶっている様子。
  • 菅義偉氏:うつむいたまま、動かない様子。
  • 岸田文雄氏:目をつぶった状態で、首を回している様子。
  • 石破茂氏:テーブルに両腕を置き、うつむいたまま固定されている様子。(手元の資料を熱心に読み込んでいるようにも見えましたが…)

真相は不明だがネットで「全員寝てる」と話題に

もちろん、目をつぶっていたからといって、全員が本当に「寝ていた」と断定することはできません。深く考え事をしていたのかもしれませんし、資料を読んでいた可能性も残ります。記事でも「真相は不明」とされています。

しかし、この4人が並んで同じようなポーズをとっていた映像のインパクトは絶大でした。ネット上では「総理経験者が雁首揃えて全員寝てる」「歴代総理4人並んで寝てるじゃん」といった投稿が瞬く間に拡散され、大きな炎上騒動へと発展したのです。

なぜ国会での居眠り疑惑はこれほど問題になるのか

国会議員の居眠り疑惑は、今回に限らずたびたび話題に上ります。なぜ、これほどまでに厳しく批判されるのでしょうか。

国民の代表としての職務放棄?

国会は、国民の代表である議員が国の重要な事柄を議論し、決定する場所です。そこは彼らにとって最も重要な「仕事場」のはずです。

そのため、居眠りと見える行為は、国民から負託された職務を放棄している「サボタージュ」だと受け取られます。ネット上でも「民間企業なら上司から叱責が飛ぶ状態」という厳しい指摘があり、国民の感覚とのズレが問題視されています。

高い歳費(給与)に見合わない姿勢

国会議員には、私たちの税金から高額な歳費(給与)が支払われています。その対価として、国民は真剣な議論と国益のための労働を期待しています。

その重要な仕事場で眠っている(ように見える)姿は、歳費に見合う仕事をしていないと国民の目に映り、怒りや失望感につながりやすいのです。

歴代総理4人の疑惑に対するネット上の反応まとめ

今回の「全員寝てる」疑惑に対し、ネット上では単なる批判だけでなく、国会の制度そのものに対する様々な意見が噴出しています。

批判的な意見「定年制やペナルティが必要」

最も多く見られたのが、制度改革を求める声です。

  • 定年制の導入:「70歳や75歳で定年制を取り入れるべき」という意見が非常に多く寄せられました。党内の新陳代謝が進まないことへの不満が背景にあるようです。「75歳以上は歳費ゼロでも働きたい人がやればいい」といった具体的な提案も見られました。
  • ペナルティの導入:「寝ている議員にはペナルティを課すべき」という声も根強くあります。「歳費の半分を返納させる」など、厳しい対応を求める意見が目立ちました。
  • 引退勧告:「総理大臣を辞任したら、国会議員も引退すべき」という意見も多く支持を集めました。経験者が「御意見番」や「キングメーカー」として影響力を持ち続けることへの不快感が示されています。

こうした姿が「議員定数削減」の議論をさらに加速させるのではないか、と危惧する声もありました。

対策に関する提案「起こすべき」「環境を変える」

現実的な(あるいはユニークな)対策案も提案されています。

  • 相互注意:「隣に座っている人同士で、寝そうになっていたら起こしてあげるべき」という、学生時代のような提案。
  • 環境の変更:「国会内を少し寒くしておく」ことで、眠気を防ごうというアイデア。
  • 過激な提案:中には、「寝ていたら検知器が作動して、国会の外に放り出す装置を設置しては」といった、冗談めかした痛烈な皮肉も飛び出しました。

「眠くなる理由」への考察と同情的な見方

一方で、なぜ眠くなってしまうのか、その背景を考察する意見もありました。

  • 国会の儀式化:「あらかじめ用意された質問に、用意した原稿を読むだけの儀式だから眠くなる」と、国会運営の形骸化を指摘する声。
  • 激務と高齢化:「500人が集まる会議で発言権もない」「役職があればあるほど睡眠時間が少ない」と、議員の激務や高齢化に同情的な見方も。麻生氏がかつて「総理をやったら絶対に痩せる」と語った激務を引き合いに出す人もいました。

企業の会議と比較した国会の生産性への疑問

今回の件を、民間企業の「生産性」と比較する鋭い指摘もありました。

旧態依然の国会運営?

現代の企業では、Web会議の普及によって「非生産的な会議」が逆に増えてしまう問題が起き、会議の削減や参加人数の見直しが進められています。

それに対し、国会は「伝統的なスピーチとヤジ」、そして「居眠り」という、旧態依然とした状況から変わっていないのではないか、という皮肉です。

求められる「議員の生産性」

「議員皆様の生産性」にも目を向け、スピーディな意思決定ができる会議運営が求められています。そのための具体的な策として、ここでも「議席の削減(参加人数を減らす)」や「高齢者の引退勧告」といった意見が、生産性向上の観点から再提案されています。

高市首相の状況を心配する声も

今回の論戦の主役であった高市早苗首相に対しても、ネット上では様々な声が寄せられました。中には、連日の激務や、重要な職務をこなしながらも様々な責務を抱えているのではないかと推察し、その健康状態を心配する声も見受けられました。「しっかり眠って欲しい」と、首相の体調を気遣うコメントもありました。

まとめ

2025年11月5日・6日の国会中継で報じられた、麻生氏、菅氏、岸田氏、石破氏という歴代総理経験者4人の「居眠り疑惑」について、その経緯とネット上の反応をまとめました。

本当に寝ていたのか、その真相はご本人たちにしか分かりません。しかし、この一件がテレビで報じられ、ネットで大きく炎上したことは事実です。この騒動は、単なる「居眠り」の問題を超え、国会議員の職務態度、国会運営のあり方、さらには議員の定年制やペナルティの導入といった、より根本的な議論を巻き起こしています。

国民の代表として、高い歳費を受け取っている以上、国会での真剣な議論が期待されるのは当然のことです。この一件をきっかけに、国民の信頼を取り戻すような変化が求められているのかもしれません。

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